悠久の絃 2
絃の部屋を出た日向と椎名は、医局の休憩室でコーヒーを片手に話していた。
「部屋、出てきちゃっていいのか?まだ何か思い出すかもしれないぞ?」
「それは分かってるよ。だけど、今は絃ちゃんの言うことに沿った方がいい。絃ちゃんが今求めているのは悠だし、無理に刺激するより、ね?」
「そうか。子猫ちゃんはともかく、悠も病み期に入っちまっただろ。どうする?」
「絃ちゃんを子猫ちゃんって呼ぶのは怒られると思うけど。まあ、悠は夜星先生たちがどうにかしてくれるから大丈夫だと思うよ」
「悠が病むのって何年ぶりだ?前は長かったよな?」
「四年の時じゃないっけ?実習とテストの間に彼女に振られてたよね。みんなで飲んで忘れてテスト頑張ろうぜって言ってたじゃん」
「あー、そんなこと言ってたな。24日のために仕事も詰めてたみたいだけど、あの状態だとな。お互いしんどいよな」
「部屋、出てきちゃっていいのか?まだ何か思い出すかもしれないぞ?」
「それは分かってるよ。だけど、今は絃ちゃんの言うことに沿った方がいい。絃ちゃんが今求めているのは悠だし、無理に刺激するより、ね?」
「そうか。子猫ちゃんはともかく、悠も病み期に入っちまっただろ。どうする?」
「絃ちゃんを子猫ちゃんって呼ぶのは怒られると思うけど。まあ、悠は夜星先生たちがどうにかしてくれるから大丈夫だと思うよ」
「悠が病むのって何年ぶりだ?前は長かったよな?」
「四年の時じゃないっけ?実習とテストの間に彼女に振られてたよね。みんなで飲んで忘れてテスト頑張ろうぜって言ってたじゃん」
「あー、そんなこと言ってたな。24日のために仕事も詰めてたみたいだけど、あの状態だとな。お互いしんどいよな」