悠久の絃 2
「椎名先生、いつから学校行けますか?」
「わからないな。まだ数値も安定しないし、呼吸音も綺麗じゃない。それに身体の抵抗力も下がってるだろうし、今行ったところで肺炎にでもなるんじゃないか?」
前言撤回。椎名先生は優しくなかった。
「まあ、1、2ヶ月はかかるだろうな。早く退院したいならちゃんと飯食ってちゃんと寝ろ。あと吸入もな」
「でも、私そろそろ誕生日だもん。去年みたいに帰れますよね?」
「無理だろうな。ま、最終判断は夜星先生だ。聞いてみ」
吸入のときにまた来るから、と私の返事を待たずに椎名先生は出て行った。
帰れないの、かな、、
「わからないな。まだ数値も安定しないし、呼吸音も綺麗じゃない。それに身体の抵抗力も下がってるだろうし、今行ったところで肺炎にでもなるんじゃないか?」
前言撤回。椎名先生は優しくなかった。
「まあ、1、2ヶ月はかかるだろうな。早く退院したいならちゃんと飯食ってちゃんと寝ろ。あと吸入もな」
「でも、私そろそろ誕生日だもん。去年みたいに帰れますよね?」
「無理だろうな。ま、最終判断は夜星先生だ。聞いてみ」
吸入のときにまた来るから、と私の返事を待たずに椎名先生は出て行った。
帰れないの、かな、、