悠久の絃 2
〜絃side〜
気づいたら寝てたし、起きたら上宮先生と知らない人がいたし、上宮先生も少し怒ってたし。
お兄ちゃんたちは近くにいる。なのに思い出せなくて、思い出そうとして、少しづつイライラが溜まっていく。
元々、こんなはずじゃなかった。小さい頃の記憶はほとんど無いけど、あの8年に比べたら楽しかったって、覚えている。というか、本当なら去年の夏に死んでたのに、なんかまだ生きている。
なにか、なにかが胸の内に溜まって苦しい。
誰かに、全部吐き出したい。
だれに、
気づいたら寝てたし、起きたら上宮先生と知らない人がいたし、上宮先生も少し怒ってたし。
お兄ちゃんたちは近くにいる。なのに思い出せなくて、思い出そうとして、少しづつイライラが溜まっていく。
元々、こんなはずじゃなかった。小さい頃の記憶はほとんど無いけど、あの8年に比べたら楽しかったって、覚えている。というか、本当なら去年の夏に死んでたのに、なんかまだ生きている。
なにか、なにかが胸の内に溜まって苦しい。
誰かに、全部吐き出したい。
だれに、