悠久の絃 2
「嬉しそうだね。顔がニコニコしてる」


急に声が聞こえてびっくりした。顔を上げると、

「夜星先生、と、瀬堂先生……」


「退院おめでとう。もう何回も言ったけど、なんかいつもと違うと思ったらすぐ来るんだよ?わかった?」


「はい!」


「うん、じゃあまた検診でね!ばいばい」


2人に手を振って、また悠と歩き出した。










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