悠久の絃 2

悠だって

〜悠side〜


僕の腕の中で寝落ちしたいとの顔を見て思う。

本当に可愛い。愛らしい。



そんな気分に浸っていたのに、一件のメールでムードをぶち壊されてしまった。

ズボンのポケットを揺らした通知の送り主は、呼吸器科のナース。


『悠先生お疲れ様です!来週、空いてる日に飲みに行きませんか?』


< 437 / 492 >

この作品をシェア

pagetop