悠久の絃 2
少しずつ落ち着いてきて、絢杜先生はご飯を用意してくれて、その間に瑛杜先生に何があったのかを聞いた。
私が後ろに倒れたところにちょうどドアノブがあって、私の頭を守るために椎名先生が手を伸ばしてくれた。だけど、思った以上の力がかかって椎名先生の手の甲が切れちゃった、手だけのクッションじゃ心配だから、と診察した。
瑛杜先生が言ってたのは大体こんな感じのこと。
絢杜「ん、椎名も大丈夫や。6針縫って抗生剤出されただけやって。2週間もすれば治るから心配せんでええ」
こんな話を聞いた後にご飯は食べる気になれなくて、箸は持つけど口には運べなかった。
「ど、しよう……椎名せんせ、怪我しちゃ、た、」
瑛杜「大丈夫やで。泣かん泣かん」
私が悠の手を避けなかったら椎名先生も怪我しなかった。
あぁ、また、やっちゃった。
「ごめんなさい、、」
絢杜「謝らんでええで。ご飯食べられへん?」
その言葉に頷くと、絢杜先生はラップをかけて冷蔵庫に入れてくれた。
私が後ろに倒れたところにちょうどドアノブがあって、私の頭を守るために椎名先生が手を伸ばしてくれた。だけど、思った以上の力がかかって椎名先生の手の甲が切れちゃった、手だけのクッションじゃ心配だから、と診察した。
瑛杜先生が言ってたのは大体こんな感じのこと。
絢杜「ん、椎名も大丈夫や。6針縫って抗生剤出されただけやって。2週間もすれば治るから心配せんでええ」
こんな話を聞いた後にご飯は食べる気になれなくて、箸は持つけど口には運べなかった。
「ど、しよう……椎名せんせ、怪我しちゃ、た、」
瑛杜「大丈夫やで。泣かん泣かん」
私が悠の手を避けなかったら椎名先生も怪我しなかった。
あぁ、また、やっちゃった。
「ごめんなさい、、」
絢杜「謝らんでええで。ご飯食べられへん?」
その言葉に頷くと、絢杜先生はラップをかけて冷蔵庫に入れてくれた。