悠久の絃 2
「いと〜こっちおいで〜」


夕食を終えてテレビを見ていると、悠がダイニングに呼んだ。

「どうしたの?」


「今度の検診なんだけどさ、」


ああ、検診の話か。やだな、、、


「そんな嫌そうな顔しない!ちょっとお願いがあるの。」


「お願い?」


「うん。最近、進と話す?」


「うん。同じクラスだし、小麦と3人でよく話すよ」


「なら良かった。今度の検診の時、進も連れてきてくれる?」


「別に、いいけど。」


「ありがとう。その時、リハビリのことは口にしないで、いとの検診に着いてきて欲しいって言えば多分大丈夫だと思う。」


「、、、?わかった。」



進くんを病院に連れていくなんてよく分からないけど、悠の真剣な目が事の重大さを教えてくれた。

何があったんだろ、、、








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