悠久の絃 2
「こんにちは。久しぶりだね。そこ座ってね。」


逃げたくて、ドアに手をかけるけど悠に捕まって丸椅子に座らされた。


「そんなに怖がらなくていいよ。まずは問診ね。

1番最近来た生理はいつかな?」


そんなの、言えないよ。怒るもん、、、


「絃ちゃん?覚えてないくらい前?」


「、、、、3、」


「3?3週間前かな?」


「…3ヶ月」


前からも、後ろからも困ったような、呆れたようなため息が聞こえる。


< 476 / 492 >

この作品をシェア

pagetop