悠久の絃 2
〜赤城side〜
久しぶりに、こんなに嫌がっている姿を見た。
2年前のトラウマがあるかもしれないと夜星先生と鶴川先生と話していたけど、結果を見る限り早く検査したい。
鶴川「絃ちゃん、まずは外側のエコーだけやってみようか。お腹の上にジェルとプローブだけ乗せてみよう。」
いとはしばらく俯いて、顔を上げて頷いた。
その目には涙が浮かんでいる。
夜星「あの椅子はまだやめとこうか。ベッドで横になろう。」
ブレザーを脱がせて仰向けにさせると、目尻から涙が溢れていた。
「いと、大丈夫だよ。頑張れ。僕はここにいるからね。」
久しぶりに、こんなに嫌がっている姿を見た。
2年前のトラウマがあるかもしれないと夜星先生と鶴川先生と話していたけど、結果を見る限り早く検査したい。
鶴川「絃ちゃん、まずは外側のエコーだけやってみようか。お腹の上にジェルとプローブだけ乗せてみよう。」
いとはしばらく俯いて、顔を上げて頷いた。
その目には涙が浮かんでいる。
夜星「あの椅子はまだやめとこうか。ベッドで横になろう。」
ブレザーを脱がせて仰向けにさせると、目尻から涙が溢れていた。
「いと、大丈夫だよ。頑張れ。僕はここにいるからね。」