悠久の絃 2
体は異常なほど熱く、呼吸も脈も速い、


恐らく38度後半はある。

くそっ!昨日の時点で気付くべきだった。



何度かリリーバーを使って発作を治え、解熱剤が飲めるまで回復した。


「絃ちゃーん、聞こえるか?」

コクコク

「おっけー。そのまま深呼吸な。」




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