悠久の絃 2
「消えた方がいいの?なんて聞いてきたよ。多分、去年とか病院に来る前になんかあったんでしょ。ヤングケアラーに対する世間の風当たりって、強いからね」

「…まだ、話してくれないもんな。」



「ま!今夜は僕がいるし、明日はどうせ健診で病院行くんだから!

麻河先生と凑くんが聞いてくれるよ。僕達はそれを待とう。」

「そうだな。じゃあ、任せた。」

「うん。ちゃんとパパやるんだよ。」








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