冷酷総長は、今日も変わらず彼女を溺愛する。【After Story】
麗仁くんも慌ててうがいをして、それぞれパジャマから服へ着替えて食事の部屋へ向かう。
ちなみに私は制服。
麗仁くんはなぜか全身黒コーデのスーツを身に纏っていた。
「わ、わぁ〜、麗仁くん家に泊まったら毎回朝が豪華だね。よ、夜もだけど…」
「ふふ、あやちゃんにいっぱい食べてほしくて。おれ、あやちゃんが食べてるとこ見るのすき」
大きな、ガラスの丸テーブルに頬杖をついて、こちらに微笑みかけてくる麗仁くん。
正式に彼氏彼女になって、一緒に過ごす時間が増えたとは言えこの美貌にはさすがに耐えられないよ〜〜…っ。
そうしている間に料理長を始めとする一介の料理人たちが次々にフレッシュな料理を運んできてくれた。
丁寧に盛り付けられたサラダ、なんかよくわからない肉料理、魚料理、それとこれはなんだろう…?
まあとにかく全部凄いんだ。
「い、いただきます…!」
「ふふ、いただきます」