3000円で買って下さい‼︎



背伸びして、
お姉ちゃんのようになりたい!とか。



そんなことを思ったこともあるけど。



結局、私は私。お姉ちゃんはお姉ちゃん。



追いつけるハズもなくて、
ただただ、お姉ちゃんが大好きだから。



お姉ちゃんにくっ付いていてしまう。



そんな時のこと。



-----------------ピーンポーン



時刻は、午後16時過ぎ。



家の、インターフォンが鳴った。



そして...........................



「あっ!きっと、京ちゃんかも〜♪」



お姉ちゃんはそう言うと、
スキップしながら玄関へ向かった。



お姉ちゃんが玄関に向かったあと。



「..................例の、」



──────私はポツリと呟いた。


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