隣の席の●し屋くんと、世界一尊い恋をする。
「っ、あああああーーー!!」



 そのとき、次々に殺し屋たちが入って来た。

 俺の裏切りに気付いていた殺し屋たちは、俺の知らない応援を呼んでいたのだろう。

 こんな分かりやすい殺意に気が付かなかったなんて。

 俺は、なんて愚かなんだ。



「……はは」



 そして俺は、振り向かないままに一人、撃ち殺した。


「! ヨルゴ! 駄目です!」
 

 俺のしようとしてることを察したマートンが叫んだけど、俺はそこに倒れていた奴の銃を拾い両手に銃を構え、迷いなく心臓を狙っていく。


「ヨルゴ!!」


 そして、そこにいた全員を撃ち殺した。

 ほんの数十秒のことだった。


「はー……」


 随分静かになった部屋で、俺は膝をつく。


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