冷酷オオカミな総長を拾いました
ボロアパートの一室。
これが私の家だ。
ーガチャッ
ーギィーー
こんな所に連れてくるのも可哀想だったけど、あそこよりはマシでしょ。
「ほら、ここに座っててください。」
大人しく座る男。
「嫌いなものはありますか?」
「…別に。ない。」
よし、じゃあ作ろかな。
作り終わって、運ぶ。
ふぅ。無事にできてよかった。
「…いただきます。」
それは言えるのか。
もう理解不能だよ。