クズで冷徹な御曹司は、キケンな沼です
「そ、それは……っ!」
カッと顔が熱くなる。
いま絶対、顔が真っ赤になってる!
見られたくなくて、両手で顔を覆った。
だけど――
「そんな可愛い顔、隠しちゃダメ」
「え――、んっ!」
わああああ、と。
各チームの応援合戦が始まったと同時に。
響希から、突然のキス。
「こ、公衆の面前、」
「みんな応援合戦に夢中だよ」
なんて言いながら、キスに夢中になっている響希。
王子様で、カッコよくて、優しくて――だけど中身は、女性にルーズで冷徹でクズ男子だった婚約者。
そんな人に恋をしてしまって、泣くことも挫けることも、たくさんあった。
だけど、やっぱり響希が好きだから。
やっぱり、この人がいいって思ってしまったから……
「い、今だけですよっ」
カッと顔が熱くなる。
いま絶対、顔が真っ赤になってる!
見られたくなくて、両手で顔を覆った。
だけど――
「そんな可愛い顔、隠しちゃダメ」
「え――、んっ!」
わああああ、と。
各チームの応援合戦が始まったと同時に。
響希から、突然のキス。
「こ、公衆の面前、」
「みんな応援合戦に夢中だよ」
なんて言いながら、キスに夢中になっている響希。
王子様で、カッコよくて、優しくて――だけど中身は、女性にルーズで冷徹でクズ男子だった婚約者。
そんな人に恋をしてしまって、泣くことも挫けることも、たくさんあった。
だけど、やっぱり響希が好きだから。
やっぱり、この人がいいって思ってしまったから……
「い、今だけですよっ」