ぴか★すき


――だんだんと

“どきん、どきん”という音が

大きくなっていって

それは

僕の世界から

僕と片山さん以外を

消し去った





僕の頭の中には

「俺の気持ちにこたえて」

ってゆうより

「隣にいさせて」

ってゆう思いしかなくて



「もう片山さんに

孤独を感じてほしくない」

そう願っているはずなのに

「片山さんの隣に座るのは

俺だけにしてほしい」

と同時に願ってしまう僕は

矛盾してるのかな



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