ぴか★すき
さんざんしゃべったあと、六哉は気が済んだようで、
ひとりでさっさと帰って行った。



僕はまたホームでひとり。


…うーん。


なんだか無性に、じっとしていられなくなった。




別にスカウトを受けようと思った
訳ではない。

誰かに相談したくなった
訳でもない。



でもなんだろう。
ここにいたらいけない気がした。




家に帰るつもりだった僕は行き先を変え、藍耶のところへ行くことにした。



『よし、そうだ、
東京に行こう。』と。


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