ぴか★すき

笑いながら、零斗さんは携帯をとり、誰かに電話をかけた。


「もしもし、耶恵[ヤエ]さん?
俺です、零斗です!
…そうそう、あいつ、灯耶いますよ。

…ははっ、本当にね〜、何考えてんだかね。

まあ〜あいつも思春期だから、
いろいろ考えることあるみたいですし、
俺がとことん相談に乗ってあげてるとこですから!

…はい、じゃあまた、はい。
灯耶は俺が責任もって、明日か明後日には帰しますから!

…は〜い」


ぶつっ。


電話は切れる。零斗さんは振り返る。



「よし灯耶、立ってみ」

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