ぴか★すき
零斗さんの話によれば、
矢口さんはもともとドラマの撮影のスタッフを若いころからやっていて、
主役がなかなか決まらないドラマの会議に出ていたとき、
監督とたまたま目が合い、
「やっちゃいなよ!」的なノリで
いきなり主役をやらされることになった。
それがデビュー作なんだけど、
そのドラマは、
自由奔放な有名監督、
大物作家原作、
「主役は突如現れた新人」
とゆう3つがそろって、
最高視聴率44,3%とゆう大ヒットを記録し、
「突如現れた新人」の矢口さんは、
それからも多くのドラマや映画に出演し、それらはすべて大ヒット。
「矢口がでれば大ヒット」
なんて当たり前のことになっていた。
役中で矢口さんがする服装や髪型は、
そのとき流行っていたものとは少しずつ違う物ばかりで、
矢口さんが新しい格好をする度、世の中では大好評だった。
そしてついにハリウッドデビュー。
完璧な英語で甘い言葉を囁く矢口さんは、海外でもファンはどんどんと増え。
気付けば、「世界のMAMORU,YAGUCHI」と呼ばれるように。
なのに。
ある日突然、なぜか演じることをしなくなり、モデル一本になったが、
5冊の雑誌の表紙を飾った月を境に、
芸能界から姿を消していたんだそうな。