ぴか★すき
私が「大丈夫です」と大目くんに返事をすると、
大目くんの横に座っている、
大目くんのマネージャーらしき男の人が、
満足そうな顔をしてから口を開いた。




「ウチの灯耶は幸運にも、
梨陽先生の作品がデビュー作とゆうことになるのですが、まだまだ演技なども未熟でして。

しかし偶然にも、灯耶と梨陽先生は、同い年とゆうことで!

これもなにかの縁とゆうことで、灯耶が
梨陽先生に直に演技の指導をしていただきたい!と言っているのですが、
梨陽先生に協力していただければ…

こちらからもお願いしたいのですが?」


「えっ…?」


あの…
意味がよくわからないのですが?



「お願いしますっ!

なんとか、梨陽先生の素敵な作品を壊さないような演技をしたいんです。

お願いできないでしょうか…?」



急に前屈みになり、私に顔を近付け、
あの必殺☆上目遣いで私を見つめる。


たぶん、私の顔は真っ赤で。

心臓は今にも破裂しそうなんだろう。



でもそんなこともわからないほど、私の意識は大目くんに集中されていた。
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