ぴか★すき
恋★スタ
僕の元に台本が届いてから、
僕の芸能活動は本格的なものに変わり、
生活は一変していった。


矢口さんパワーは本当にすさまじく。

いつの間にか僕は、
学校に遅刻して登校、
夜は車の中で寝る、
なんて当たり前のことになっていた。


そして、忙しく変わっていくことがある一方、

ゆったりと変わっていくこともあった。



それは、毎朝 僕が片山さんにメールを送ることが、
日課になっているとゆうこと。



メールの内容は、
俗にいう「たわいない話」なんだけど、
(とゆうかほぼ会話にもなってないんだけど)
そのメールが交わされない日はなかった。


僕が
【今から東京】と送ると、
返事は
【いってらっしゃい】だけだったし、
片山さんから
【今やっと描き上げました】と来ても、
僕は
【おやすみ】としか送らなかった。


メールとメールの間に、
12時間以上空くとゆうことも日常茶飯事だった。


けど、どちらからもメールを止めることなんてなかった。
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