ぴか★すき
いつものように、学校へ行く準備をしていた、ある朝だった。
——…—
そろそろ、大目くんからのメールが届くころかな?
時計をちらっと見てから、いそいそと机の上の携帯に近付く。
あと1歩で携帯に届く、そう思った瞬間、携帯が震えた。
やっぱり!
思わず携帯に飛びつく。
そして自然に、口元が緩む。
【今日は撮影だから学校行けない】
緩んだ口元が、こんどはだらしなく下がる。
でも私は、やる気を出す方法を知ってる。
携帯をカチカチと操作し、受信ボックスを開く。
画面に並ぶ名前は、「大目灯耶」ばかり。
その中で適当に1つを選び、開く。
【おやすみ】
これだけで私は、頑張れる。
これだけで、私の心臓は心地よく速くなる。
そして、やる気の出た私は立ち上がり、部屋を出ようとした。
——でもその時、頭の中で何かが光って、私は立ち止まった。
——…—
そろそろ、大目くんからのメールが届くころかな?
時計をちらっと見てから、いそいそと机の上の携帯に近付く。
あと1歩で携帯に届く、そう思った瞬間、携帯が震えた。
やっぱり!
思わず携帯に飛びつく。
そして自然に、口元が緩む。
【今日は撮影だから学校行けない】
緩んだ口元が、こんどはだらしなく下がる。
でも私は、やる気を出す方法を知ってる。
携帯をカチカチと操作し、受信ボックスを開く。
画面に並ぶ名前は、「大目灯耶」ばかり。
その中で適当に1つを選び、開く。
【おやすみ】
これだけで私は、頑張れる。
これだけで、私の心臓は心地よく速くなる。
そして、やる気の出た私は立ち上がり、部屋を出ようとした。
——でもその時、頭の中で何かが光って、私は立ち止まった。