あの子と私
「アリス、スゲーじゃん!絶対いい事あるって!」


するとタカが黙って私の花火を取り上げると、ジッと見て言った。


「何かこれだけ違っ」


そう言い掛けた時、正美が慌てて大きな声で言う。


「あーーー、とりあえず寒いから今日はもう帰ろうぜ?」

「やっと帰るか…」


カズが言い、使った花火を袋の中に入れて、バイクの方に向かう。


もしかして正美さん、新しい花火を買って一本だけ私の所に入れてくれてた…?


そしてバイクに乗り、家へと向かう。


帰り際タカが言った。


「連絡待ってるわ」


って。































































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