あの子と私
そして学校に着くと、恥ずかしくて下を席に座る。
ヨシとトモはまだ来てない?
来てたら……すぐに私の所に来て言うと思う。
”眼鏡掛けて来たんだ?って。
嬉しそうな顔をして。
少しだけ顔を上げてヨシとトモの姿を確認したけど、二人の姿はやっぱり無かった。
早く来ないかな……。
クラスの子達が来る度私は顔を上げ、でも違う子達で、私と目が合ったクラスの子達は、驚いた顔をして仲良しの子の所に行き、ヒソヒソ話しているのが分かる。
似合ってないのかな……。
そう思った時、クラスの女の子が大きな声で言った。
「ねぇ、川野さん見て!髪形も変わったけど眼鏡もピンクだよー、ピンク!」
「うん、何か急に変わったよねー」
皆が私の事を見てる……。
「何かさー、最近広瀬くんや相川君と一緒に居るからって、調子に乗ってるよねー」
「勘違いしてるんじゃないのぉ?」
そんな風に思われるなんて思わなかった……。
私は下を向くと急いで眼鏡を外して机の中に入れる。
「あーあ、ミッコがあんな事言うから外しちゃった」
クラスの子達がくすくす笑っているのが分かる。
帰りたい
帰りたい……。
ヨシとトモはまだ来てない?
来てたら……すぐに私の所に来て言うと思う。
”眼鏡掛けて来たんだ?って。
嬉しそうな顔をして。
少しだけ顔を上げてヨシとトモの姿を確認したけど、二人の姿はやっぱり無かった。
早く来ないかな……。
クラスの子達が来る度私は顔を上げ、でも違う子達で、私と目が合ったクラスの子達は、驚いた顔をして仲良しの子の所に行き、ヒソヒソ話しているのが分かる。
似合ってないのかな……。
そう思った時、クラスの女の子が大きな声で言った。
「ねぇ、川野さん見て!髪形も変わったけど眼鏡もピンクだよー、ピンク!」
「うん、何か急に変わったよねー」
皆が私の事を見てる……。
「何かさー、最近広瀬くんや相川君と一緒に居るからって、調子に乗ってるよねー」
「勘違いしてるんじゃないのぉ?」
そんな風に思われるなんて思わなかった……。
私は下を向くと急いで眼鏡を外して机の中に入れる。
「あーあ、ミッコがあんな事言うから外しちゃった」
クラスの子達がくすくす笑っているのが分かる。
帰りたい
帰りたい……。