あの子と私
「絶対無理」
そう言うとトモは一枚目も二枚目も、いかつい顔をしてそっぽを向いている。
「なぁ、もういいだろ?」
「うん。後は俺が落書きするから、その辺で待っててよ」
「あぁ。こういう所、アリスは初めてなんだろ?色々見てみるか」
「うん」
ヨシをプリクラの所に置いて、トモと一緒にゆっくりと店内を歩く。
大きな音と、見た事がない物がいっぱいだ。
きっとみんなが当たり前のように知っていて、私が知らない事が沢山あるんだろう……。
そんな気がした。
そして又プリクラの所に戻ると、ヨシが嬉しそうに私とトモにプリクラを差し出す。
「お前さー…。何でいつもそっちなんだよ?」
「……」
プリクラには
”祝初体験”
と書かれてて、私は一気に顔が熱くなった。
「だって二人とも初体験じゃん。変な風に取るからダメなんだよ」
「携帯に貼れねぇじゃん」
トモはそう言って制服のポケットに入れ、私は慌てて鞄の中に入れた。
「結構時間が経つのが早いね。そろそろ帰ろうか?」
「そろそろ帰ろうかじゃねぇよ、バーカ」
トモがそう言い、ヨシと私が笑うと三人で駅に向かい、駅でヨシに切符を渡されると、二人と別れ電車に乗る。
そう言うとトモは一枚目も二枚目も、いかつい顔をしてそっぽを向いている。
「なぁ、もういいだろ?」
「うん。後は俺が落書きするから、その辺で待っててよ」
「あぁ。こういう所、アリスは初めてなんだろ?色々見てみるか」
「うん」
ヨシをプリクラの所に置いて、トモと一緒にゆっくりと店内を歩く。
大きな音と、見た事がない物がいっぱいだ。
きっとみんなが当たり前のように知っていて、私が知らない事が沢山あるんだろう……。
そんな気がした。
そして又プリクラの所に戻ると、ヨシが嬉しそうに私とトモにプリクラを差し出す。
「お前さー…。何でいつもそっちなんだよ?」
「……」
プリクラには
”祝初体験”
と書かれてて、私は一気に顔が熱くなった。
「だって二人とも初体験じゃん。変な風に取るからダメなんだよ」
「携帯に貼れねぇじゃん」
トモはそう言って制服のポケットに入れ、私は慌てて鞄の中に入れた。
「結構時間が経つのが早いね。そろそろ帰ろうか?」
「そろそろ帰ろうかじゃねぇよ、バーカ」
トモがそう言い、ヨシと私が笑うと三人で駅に向かい、駅でヨシに切符を渡されると、二人と別れ電車に乗る。