【番外編】もしも願いが叶うなら… ー星空の下、キミとの約束。
グラウンドから離れて、自動販売機を探して歩く。
「あ、あった」
校舎からグラウンドに繋がる渡り廊下のような出入り口に自動販売機は設置してあった。
お水を買いながら、少しだけ見える校舎の廊下を見つめる。
本当に綺麗な学校で、公立の私達の高校と思わぬところで違いを感じる。
まあ、学力も部活の成績も違うわけだし。私立だし。そんなもんだよね。
納得して、お水を拾い上げるところで後ろから声が聞こえた。
「鈴?」
穏やかで澄んだ声に、私は勢いよく振り返る。
いないよなあ、なんて思いながら、ずっと姿を探してしまっていた。
思い浮かべた通りの人物がそこには居て、私は目を見開く。
「奏…」
「なに、そんなに驚いて。」
優しく笑いながら私の隣に並び、自分の飲み物を買う奏。
見慣れた制服姿に私は、ドクンと胸を高鳴らせた。
「あ、あった」
校舎からグラウンドに繋がる渡り廊下のような出入り口に自動販売機は設置してあった。
お水を買いながら、少しだけ見える校舎の廊下を見つめる。
本当に綺麗な学校で、公立の私達の高校と思わぬところで違いを感じる。
まあ、学力も部活の成績も違うわけだし。私立だし。そんなもんだよね。
納得して、お水を拾い上げるところで後ろから声が聞こえた。
「鈴?」
穏やかで澄んだ声に、私は勢いよく振り返る。
いないよなあ、なんて思いながら、ずっと姿を探してしまっていた。
思い浮かべた通りの人物がそこには居て、私は目を見開く。
「奏…」
「なに、そんなに驚いて。」
優しく笑いながら私の隣に並び、自分の飲み物を買う奏。
見慣れた制服姿に私は、ドクンと胸を高鳴らせた。