自由よ…君が眩しい
空耳ではない・・確かに聞こえた。

胸板にどんと響く声が心の扉を開く。

直感が飛び散れば・・・心のステージに言葉が躍る・・

陽炎のように言霊の舞が透けて観える・・・

肌と脳と心がひとつに合体すれば・・

心のステージを舞う。

脳から肌へ・・・

肌から心へ・・

置き換えた言葉が言葉を飛び散らす。

「自我」「煩悩」に生まれた言葉は発電する。

自然の魂は草木や花や虫の魂に宿るから・・

あちこちに散らばって居る言葉を纏めて置き換えれば・・

魂が発電し・・・機を織る心音が・・

吐き出すように言葉を紡ぐ。

読まされるのか・・読むのか・・心の奥を見詰め直そう・・


何かを感じたらそれが魂の声だから・・

それは自分が読んだ証だ。

読んだと断言するために・・


脳で織った機の言葉を書くんだ‥

感じたこと・・思ったことは花や草の伝言だから・・

見たままに感じたままに、言葉に置き換えるのだ。

そこに決まりも戒律も存在しない。

風に耳を傾けて

小鳥の耳を傾けよう。

自然の素肌の声の伝言者は君だ。

私だ・・・地の底の声を伝えるのは

私の役目だ。
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