リスタート〜自分を信じて〜
帰り道
大学から家まで、私は徒歩20分ほどで久木くんは15分ほどだ。家は近いが小学校も中学校も別々だった。10分ほど歩いて久木くんと別れる道に来た。
「じゃあ、また明日。ゆっくり休んでね」
私がそう言って手を振った。でも彼は中々その道をまがろうとしない。
「…やっぱ先輩送ってっていいですか?」
少しの沈黙の後目を合わせずにそう言われた。初めてのことですごく驚く。
「え、大丈夫だよ。申し訳ないし」
後輩に送られるのは申し訳ない。と思い断った。
「いつもより遅くなったし、先輩ともっと話したいので送ります」
また目も合わせずにそう言い角を曲がらず真っ直ぐ歩き始めた久木くんの頬は少し赤く見えた。これ以上断るわけにはいかず、ありがとうと小さく呟いて私も歩き始めた。先程までと違い、お互いずっと無言だ。彼とこんなに沈黙になることは無かったので、沈黙でも気まづくなく落ち着くことにに初めて気がついた。
「じゃあ、また明日。ゆっくり休んでね」
私がそう言って手を振った。でも彼は中々その道をまがろうとしない。
「…やっぱ先輩送ってっていいですか?」
少しの沈黙の後目を合わせずにそう言われた。初めてのことですごく驚く。
「え、大丈夫だよ。申し訳ないし」
後輩に送られるのは申し訳ない。と思い断った。
「いつもより遅くなったし、先輩ともっと話したいので送ります」
また目も合わせずにそう言い角を曲がらず真っ直ぐ歩き始めた久木くんの頬は少し赤く見えた。これ以上断るわけにはいかず、ありがとうと小さく呟いて私も歩き始めた。先程までと違い、お互いずっと無言だ。彼とこんなに沈黙になることは無かったので、沈黙でも気まづくなく落ち着くことにに初めて気がついた。