❤️俺にお前の心をくれ~若頭はこの純愛を諦められない
(そう言うことだったのか)

「なあ、一真、俺の側近になれ、時期に俺は西園寺組組長を襲名する、どうだ」

「考えておきます」

その頃、山本はご丁寧にも、渡辺に西園寺組若頭を始末したと伝えた。

「そちらの若頭さんは、今頃サメの餌食にでもなってるよ」

渡辺はまさかと思いながらも、心配を隠せないでいた。

(若頭、どうか、ご無事でいてください)

そんな時、渡辺に一真から連絡が入った。

「俺は東條一真です、そちらの若頭さんは無事です、ご安心ください」

「そうですか、すぐに迎えに伺います」

「いえ、動かさない方がいいと思います、出来れば姐さんにこちらに来て頂きたいのですが、
いかがでしょう」

「かしこまりました」

渡辺は由梨を連れて、一真のマンションに向かった。

「若頭、ご無事で何よりです」

「ああ、お前にも感謝するよ、由梨と裕也をありがとうな」

そこへ由梨が顔を出した。

「由梨」

由梨は健吾に近づいた。
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