❤️俺にお前の心をくれ~若頭はこの純愛を諦められない
西園寺に酷い言葉を浴びせてしまったからだ。
由梨はドアを開けて渡辺を招き入れた。
「昨日は西園寺さんに酷いことを言ってしまい、申し訳ありませんでした、
怒っていますよね」
「そうでしたか、大体のことは察してましたが、肩を落としてショックを受けていたようだったので、もしかしてと思っておりました」
「本当にすみませんでした」
「大丈夫ですよ、今日は若頭からの申し出をお伝えに参りました」
(なんだろう)
「夕凪様を囲いたいとの申し出です」
「囲う?」
「毎月手当てをお支払いしますので、若頭の相手をして頂きたいのです」
「西園寺さんの女になると言うことでしょうか」
「はい」
由梨の目の前には見たことがないお札の束が差し出された。
「こちらが毎月の手当てです」
由梨は唖然とした。
「あのう、私は東條ホールディングス東條優馬のフィアンセです、そして
東條ホールディングスを辞めるわけにはいきません、ですから西園寺さんからの
プロポーズはお受け出来ないとお断りしました、それに借金を肩代わりしてくださる
との申し出もお断り致しました、西園寺さんに払って頂く理由がありません」
由梨はドアを開けて渡辺を招き入れた。
「昨日は西園寺さんに酷いことを言ってしまい、申し訳ありませんでした、
怒っていますよね」
「そうでしたか、大体のことは察してましたが、肩を落としてショックを受けていたようだったので、もしかしてと思っておりました」
「本当にすみませんでした」
「大丈夫ですよ、今日は若頭からの申し出をお伝えに参りました」
(なんだろう)
「夕凪様を囲いたいとの申し出です」
「囲う?」
「毎月手当てをお支払いしますので、若頭の相手をして頂きたいのです」
「西園寺さんの女になると言うことでしょうか」
「はい」
由梨の目の前には見たことがないお札の束が差し出された。
「こちらが毎月の手当てです」
由梨は唖然とした。
「あのう、私は東條ホールディングス東條優馬のフィアンセです、そして
東條ホールディングスを辞めるわけにはいきません、ですから西園寺さんからの
プロポーズはお受け出来ないとお断りしました、それに借金を肩代わりしてくださる
との申し出もお断り致しました、西園寺さんに払って頂く理由がありません」