❤️俺にお前の心をくれ~若頭はこの純愛を諦められない

第六章 健吾との抱擁

健吾は由梨の顎をクイっと上げて唇を塞いだ。

チュッ、チュッっと由梨の唇を啄んだ。

「ん〜ん」

由梨は健吾のキスを受け入れ、気持ちが高揚していくのを感じた。

健吾は由梨の頬に触れ、じっと見つめた。

「由梨、俺を好きになれ」

健吾は再び唇を重ねた。

舌が割り入れられて、ソファに押し倒された。

健吾の唇は由梨の首筋を捉えた。

由梨は感じることしか出来なかった。

この瞬間を待っていたかのように、健吾の首に手を回して、色っぽい声が漏れた。

「ああ、健吾さん」

「由梨、由梨」

健吾は由梨のブラウスのボタンを外し、胸の膨らみにキスをした。

邪魔だと言わんばかりに、ブラのホックを外し、露わになった膨らみにキスを落とした。

「ダメ、健吾さん」

「ダメじゃねえ、もっと乱れろ、俺の抱擁に溺れろ」

健吾の息が荒くなった。
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