❤️俺にお前の心をくれ~若頭はこの純愛を諦められない
「そうじゃねえ、食事しにきたんだ」

「だって、お布団敷いてあって、そのつもりじゃなかったら、これはどう言うことですか」

健吾は言葉を失った。

由梨は強行手段に出たのだ。

東條とひとつ屋根の下に暮らし、いつ抱かれてもおかしくない。

自分に対して東條は全く興味を持っていないと安心していた。

でも無理矢理キスしようと迫られた時から、警戒していたのだ。

由梨は健吾に馬乗りになり、ズボンのベルトを外した。

「おい、ちょっと待て」

ワイシャツのボタンを外して、胸をはだけさせた。

健吾の首筋にキスを落とした。

そして、じっと健吾を見つめて、唇にキスをした。

(次は……)

さっき健吾にされたことを思い出しながら、行為に及んだ。

健吾は我慢出来ずに、由梨を抱きしめた。

健吾は身体を入れ替えて、由梨に覆いかぶさった。


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