❤️俺にお前の心をくれ~若頭はこの純愛を諦められない
健吾は思いっきり腰を落とし、動かした。

「由梨は最高だ、お前は生涯俺から離れるな、いいな」

由梨は最高潮に達し、眠りに誘われた。

(全く、聞いてるのかよ、俺はお前を妻にする、いいな)

健吾は由梨の頬を両手で挟みキスを落とした。

朝、インターホンが鳴った。

由梨はいきなり起き上がり、自分の姿に愕然とした。

(やだ、私、何も身につけていない)

そばには当たり前のように健吾も全裸で眠っていた。

(えっ、昨日夕食も食べずに健吾さんに抱かれたんだ)

「健吾さん、大変です、朝ですよ、インターホンが鳴ってます、きっと裕也さんのお迎えです、やだどうしよう」

「落ち着けよ、大丈夫だ」

健吾は何も身につけない状態で、インターホンに対応した。

「裕也か、悪いな、昨夜由梨と最高に乱れて、今起きたんだ、ちょっと待っててくれ」

「へい、かしこまりました」

インターホンは切れた。

「健吾さん、恥ずかしいこと言わないでください」
< 61 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop