監獄学園にやってきたクズな大罪人は、男ぎらいな次席看守さまを落としたい。
「…先生。藤枝が怪しいとおっしゃるなら、いかがでしょう。しばし彼女を監視下に置いてみては」
「監視だと?」
職員会議に出席する権利を持っている生徒会長…財前先輩は、私のとなりでそう発言すると、「えぇ」とうなずいて先生に耳打ちしに行く。
「――……」
「…なるほど。たしかに、その件も懸念していたが」
「俺が藤枝をそばに置いて、監視します」
「だけど、あなたたちは…」
とちゅうまで発言した先生が、周囲の先生方と目を合わせた。
…そういえば、私が財前先輩にプロポーズされたこと、うわさになってたんだっけ。
先生方も知ってるのかな…。
「であれば、私が2人を監視します。藤枝は私の教え子です。担任が責任を取るべきでしょう?」
「辺春先生…」
「監視だと?」
職員会議に出席する権利を持っている生徒会長…財前先輩は、私のとなりでそう発言すると、「えぇ」とうなずいて先生に耳打ちしに行く。
「――……」
「…なるほど。たしかに、その件も懸念していたが」
「俺が藤枝をそばに置いて、監視します」
「だけど、あなたたちは…」
とちゅうまで発言した先生が、周囲の先生方と目を合わせた。
…そういえば、私が財前先輩にプロポーズされたこと、うわさになってたんだっけ。
先生方も知ってるのかな…。
「であれば、私が2人を監視します。藤枝は私の教え子です。担任が責任を取るべきでしょう?」
「辺春先生…」