素直になるまで
あたしの目から自然と涙がポロポロと流れ落ちた。
家に着いて、ただいまも言わずに、そのまま自分の部屋に行きベッドへダイブして大声で泣いた。
気が付いたら寝ていた。あたしの部屋のドアの向こう側でお姉ちゃんが呼んでる。
「なつきぃ…
どうかしたの??
話、聞いてあげようか?」
「ごめん…今は話せない……また話すね………」
「わかった。あたしは、いつでも夏希の味方だからね。」
「うん。ありがと…」
お姉ちゃんはそれだけ言って自分の部屋に入ってた行った。
お姉ちゃんにも心配掛けちゃったったな…
それから、結衣と隼人のことを考えてたらだんだん悲しくなった…
隼人の話をしてる時の結衣の態度、変だったし…
やっぱ、2人ってそーゆう関係だったんだ…
結衣のこと、信じてたのになぁ……
そんなことを考えてたら、携帯が鳴った。
画面を見ると、
隼人…………
無視した。
それから、何分か置きに携帯が鳴ってる。
全部隼人からだ。
もぅ、いやだ……
そう思って、携帯の電源を切ろうとしたらメールが届いた。
結衣からだ……