溺愛体質な王子2人が甘すぎます
そんなに俺らが怖いと感じるのか。

女が近づいてきてる。

俺たちに近づいてくる女は、全員下心のあるヤツら。

そう俺は思っていたから、こいつもそうだと思った。

ただ、弁償しないと行けなくなるかもなのに、下心だけでここまでするか?

といっても助けたいという思いだけで、破壊するのもおかしいけど。

じゃあこいつは一体何をしに来た?

「大丈夫……ですね!拘束とかもされてないし……」

何故か俺たちが拘束されていないのを確認していた。

馬鹿なのか。

なんて思っていると、目の前の女が満面の笑みで俺たちを見てきた。

するとスマホを取り出し、ピコンという音が鳴った。

まさか、動画を撮っていたのか。

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