溺愛体質な王子2人が甘すぎます
まぁ和歌ちゃんと桃華ちゃんが可愛いのは本当に分かるけど。

2人とも男の子からモテモテな美人さんだから、お母さんが可愛がるのも不自然じゃない。

「着いたよ」

普通に歩けるようになり、車から降りる。

『ごめんね!!今家ついたよ〜』

と送ると数秒もしないうちに既読のマークが。

この速さは絶対……

『はーい!!今から行っきマース!』

やっぱり和歌ちゃんだ。

和歌ちゃんの今から行きますは、数分も立たずにやってくる。

ピンポーン。

ほら、いつも通り早く来た。

「美優ー!!和歌ちゃんき……」

「はいはいはいっ!」

2階からドタバタと階段を降りて、ドアを開けた。

「和歌ちゃんどうしたの?」

「いやそういう美優こそどうしたの!?」
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