溺愛体質な王子2人が甘すぎます
「長さ短いんじゃ……」

「じゃあ今日はデパートに行って服買おうよ!!私がコーディネートしてあげる!」

「コーディネート……!?」

「うんっ!今日やることも決めてなかったし
丁度いいし!」

それなら頼みたいな。

私、服のセンスないし……。

和歌ちゃんの服はお洒落で可愛くて、センスがあるとしか言いようがない。

比べて私は、可愛い服をあまり持っていない。

今来ている服だって、奇跡的にあったワンピースだし。

和歌ちゃんが選んでくれるなら任せちゃおうかな?

「じゃあお願いします……!」

「はーい!あとなんで敬語!?」

「なんだか先輩に見えてきて……」

「いや絶対私が後輩じゃん!」

あはは、と笑い合いながら準備を終えた。

全身鏡で自分の姿を見ると、まるで自分じゃないみたいに変わっていた。
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