溺愛体質な王子2人が甘すぎます
「ねーねー!美優ちゃん頭良かったよね?教えて……!」

「えっ、私?」

「お願いします~……」

目の前で手を合わせられ、断れない。

人に教えている時に私も復習できるし……。

「うん。いいよ」

「やったー!ありがとうっ……!」

ノートを広げ、私の机で勉強。

「あ、あの~」

その時、2人の女の子の声が聞こえきた。

どうやら自分たちも一緒に教えて欲しいと。

「私の復習にもなるし一緒にやろう」

「いいのっ!?ありがとう」

「ありがとう~」

初め、私が教えていたのは3人だけだった。

なのにいつの間にか、ほかの女の子に加えて、男の子まで集まっていた。

いつの間に……?

とりあえず続けよう。
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