溺愛体質な王子2人が甘すぎます
コーヒーカップの動きが止まり、カップから降りた私。
だけど高崎くんはまだぐったりとしている。
「ごめんね、高崎くん。早く出ないとダメだし……肩貸すよ?」
「ご、ごめん美優ちゃん。超ダサい。ありがと」
肩を貸し、出口まで歩いていた時、誰かに話しかけられた。
「み、美優……?」
「え……?」
それは聞き覚えのある声だった。
ま、まさか……そんなわけない。
なんで?
だって……和歌ちゃんが居たから。
まさか私が高崎くんといる事がバレちゃった?
というか絶対バレている。
よく見れば純くんが隣に。
「和歌ちゃん……なんでここに」
「美優こそ。というかな、なんっ……なんで高崎くん?」
だけど高崎くんはまだぐったりとしている。
「ごめんね、高崎くん。早く出ないとダメだし……肩貸すよ?」
「ご、ごめん美優ちゃん。超ダサい。ありがと」
肩を貸し、出口まで歩いていた時、誰かに話しかけられた。
「み、美優……?」
「え……?」
それは聞き覚えのある声だった。
ま、まさか……そんなわけない。
なんで?
だって……和歌ちゃんが居たから。
まさか私が高崎くんといる事がバレちゃった?
というか絶対バレている。
よく見れば純くんが隣に。
「和歌ちゃん……なんでここに」
「美優こそ。というかな、なんっ……なんで高崎くん?」