溺愛体質な王子2人が甘すぎます
扉が開いて、その空間に足を踏み入れた。
生ぬるいような、少し冷たいようなそんな風が優しく吹く。
でもそれがなんとなく居心地悪く、不穏な雰囲気を加速させて行った。
たまにガタガタとした物音が聞こえたり、冷えた風が吹いたり。
怖い、怖すぎる。
お化けがいつ出てくるのか分からない状態で行くのは怖い。
すると手に少し冷たい感触を感じた。
「っ!?」
きっとこの手は高崎くんの手。
暗闇だからって……手を繋いでくるなんて。
ボンッと顔の熱が上昇する感じがする。
あわあわと慌てる私。
生ぬるいような、少し冷たいようなそんな風が優しく吹く。
でもそれがなんとなく居心地悪く、不穏な雰囲気を加速させて行った。
たまにガタガタとした物音が聞こえたり、冷えた風が吹いたり。
怖い、怖すぎる。
お化けがいつ出てくるのか分からない状態で行くのは怖い。
すると手に少し冷たい感触を感じた。
「っ!?」
きっとこの手は高崎くんの手。
暗闇だからって……手を繋いでくるなんて。
ボンッと顔の熱が上昇する感じがする。
あわあわと慌てる私。