溺愛体質な王子2人が甘すぎます
次の日。

よし、髪の毛、見た目、カバンの中身全部確認終わった。

昨日寝るのが遅かったから眠いけど、いつもと同じ時間に起きられた。

「行ってきます」

そう言ってドアを開ける。

家の前には和歌ちゃんと桃華ちゃん。

「おはよう……!」

私が挨拶すると、2人は気づいてくれて挨拶を返してくれた。

「美優おはよう〜!!」

「おはよう」

みんなに挨拶をした後、3人で並んで歩く。

するといきなり和歌ちゃんが言ってきた。

「友達作れそう?」

「え……っ。なんで?」

「浮かない顔してるからなんかなーと思って」
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