溺愛体質な王子2人が甘すぎます
「じゃあ、行こう」

「うん。なんであの子が居たの??」

「えぇっと……後で言うからっ!!」

喧嘩して気まづくなったから呼びました、なんて今言えるわけない!!

ジェットコースターから観覧車まで、すごく近いからすぐに着いてしまった。

しかも全然人は並んでいなかった。

もう夜なのに全然人がいない。

ラッキーだ。

列に並んで五分くらいで乗れてしまった。

2人きりの狭い空間。

「……」

「……」

無言。

ここに来ても少し気まづい空気。
< 243 / 289 >

この作品をシェア

pagetop