溺愛体質な王子2人が甘すぎます


「2人とも褒め上手なんだから……」

私が可愛いわけないのに……。

それに私は話しかけすらされなかった。

……それが可愛くない証拠だろう。

私と比べて2人は美人で可愛くて、全てが完璧。

羨ましいな……。

「じゃあまたお昼に!」

「またね〜」

「ばいばい……!」

教室の前で2人と別れた。

ふぅ、と息を吐いて教室に入った。

自分の席に向かうと、左隣に女の子とお喋りをしている人が。

高崎四季だ……。

2日目だけど変わらず女の子と遊んでる。
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