溺愛体質な王子2人が甘すぎます
学校に行く時、いつも同じ学校の子達が居るけど、今日は居なかった。

なんだか静かだなぁ……。

落ち着くかも。

イヤホンを付けて音楽を流しながら歩いていると、前に見覚えのある人影が見えた。

あれは……。

「黒瀬くん??」

「美優!?」

「やっぱり……!!おはようっ……!!」

「あ、あ、おは……よう」

ん?

なんだか動揺してる?

こんな黒瀬くん初めて見た。

「早いねっ」

「美優こそ。俺は早く起きすぎただけ」

「ふふっ、私もだよ!!一緒だね」
< 260 / 289 >

この作品をシェア

pagetop