溺愛体質な王子2人が甘すぎます
ゾクッと身震いがして肌が逆立つ。

「あんたねぇっ……!!」

「髪の毛切ってやる!!」

「どうぞご勝手に。私達の髪の毛とかどーでもいいし。美優の髪の毛きんなって話」

「っ……」

腕を組んで仁王立ちする和歌ちゃんに、顔を赤くして怒っている。

「和歌ちゃんもういいよっ……!!顔なんて冷やせば治るから!」

「いいの!?なんで許すの!?」

だって私が誤解されるような行動を取ったから。

そんな行動取らなかったらこんな事にはならなかったはず。

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