溺愛体質な王子2人が甘すぎます
「私は……」

私は高崎くんが好き。

優しくて気遣ってくれる高崎くんが好きだ。

そう思うととめどなく気持ちが溢れ出した。

「好きだっ……。高崎くんが好きなの」

「ふふっ、じゃあ言いに行かないと。高崎くんから告白されたんでしょ?」

「なんで桃華ちゃんが知ってるの……?」

「和歌から聞いたよ」

和歌ちゃん……!!

私から言おうと思ってたのに!!

……でもまぁいっか。

2人に1番先に話せてよかった。
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