溺愛体質な王子2人が甘すぎます
「あのね、私昨日から美優ちゃんと友達になりたかったの!」

「え……っ!?」

「だから友達になって欲しいの……!」

私の両手を握られてブンブンと振られる。

私が困惑していると、もう1人の声がした。

「あたしも美優ちゃんと友達になりたいんだけど〜」

「えぇ!?」

一気に2人からそう言われるなんて。

しかも2人とも笑顔が素敵で優しそう。

こんなチャンスを逃したくない。

そう思って笑顔で返事をした。
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