溺愛体質な王子2人が甘すぎます
いくら苦手な人だからって無視はダメだと分かってる。

分かってるけど……一言話すだけでもう耐えられない。

結局何も話せずにホームルームが終わってしまった。

二限目が終わり休み時間が始まった。

そういえば和歌ちゃんと桃華ちゃんに、お昼ご飯友達と食べていいか聞かないと……!

教室を急いで出て、2人の教室へ向かう。

先に行ったのは和歌ちゃんの方。

ドアから顔を覗かせて和歌ちゃんを探す。

すると目に入ったのは衝撃の光景。

「和歌……ちゃん?」

思わず声が漏れてしまった。
< 33 / 289 >

この作品をシェア

pagetop